第2回:公式LINEのブロックは、悪ではない

公式LINEを運用していると、必ず一度はこの数字が気になり始めます。
ブロック率が上がってきた
配信するたびにブロックが増える
「何か間違っているのでは?」と不安になる
多くの担当者が、ブロック=失敗、ブロック=悪だと感じています。
ですが、結論から言うと、今の公式LINEにおいて、ブロックは必ずしも悪ではありません。
むしろ、見方を間違えると、ブロックを恐れるほど運用は歪んでいきます。
なぜ、ブロックがここまで気になるのか
理由はシンプルです。
友だちを増やすことを頑張ってきた
せっかく集めた友だちが減る
努力が否定された気がする
特に、これまで「友だち数=成果」という評価軸で運用してきた場合、ブロックは精神的なダメージになります。
しかし、ここでも前提が変わっています。
ブロックの意味が変わった理由
第1回でも触れましたが、
公式LINEは 2023年6月1日の料金改定 により、構造がはっきり変わりました。
無料配信数は大きく制限され
有料配信は通数課金が前提
1通あたりの単価も以前より意識せざるを得ない
つまり、今は、メッセージを送るたびに「本当にこの人に送るべきか?」を考える時代です。
この前提に立つと、ブロックの意味も変わります。
ブロックされないことが、一番危険なケース
一見、矛盾しているようですが、今いちばん危険なのは「ブロックされないけど、反応もしない友だち」です。
開封しない
クリックしない
でもブロックもしない
この状態の友だちは、メッセージを送るたびにコストだけが発生する存在になります。
つまり、
興味はない
でも残り続ける
配信コストだけが積み上がる
これこそが、今の公式LINE運用で最も避けたい状態です。
ブロックは「関係性の整理」と考える
ブロックを、「嫌われた」「失敗した」と捉える必要はありません。
今の公式LINEでは、ブロックはむしろ、
興味がない人が離れる
関係性が整理される
本当に届けたい人が残る
という 自然なフィルター だと考えたほうが健全です。
特に、無差別に友だちを集めてきたアカウントほど、一定数のブロックは避けられません。
それは失敗ではなく、設計が現実に合ってきたサイン でもあります。
ブロックを恐れるほど、配信は歪む
ブロックを過度に恐れると、運用は次の方向に傾きがちです。
当たり障りのない内容だけ送る
配信頻度を極端に下げる
何を送っていいか分からなくなる
結果として、
LINEの存在感が薄れる
読まれないLINEになる
それでも配信コストはかかる
という、最もつらい状態に陥ります。
大切なのは「誰が残るか」
ブロック率そのものに、正解の数字はありません。
見るべきなのは、
ブロックされたかどうかではなく
誰が残っているかです。
情報を必要としている人
興味を持って反応する人
継続的に関係を持てる人
この人たちが残っていれば、ブロックが発生していても、運用は間違っていません。
ブロックは、設計を見直すヒントになる
ブロックが増えたときに考えるべきなのは、「もっとブロックされない配信をしよう」ではありません。
どんな人を集めてきたのか
その人たちに、今何を送っているのか
入口と配信内容は合っているか
ブロックは、公式LINEの設計を見直すためのサイン です。
まとめ
今の公式LINEにおいて、
ブロックは必ずしも悪ではない
反応しない友だちのほうが、コスト的には問題
ブロックは関係性が整理された結果
恐れるべきは「誰にも届かない配信」
という前提に立つことが重要です。
公式LINEは、全員に好かれるためのツールではありません。
必要としている人に、必要な情報を届けるためのツールです。
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