公式LINE、こんな使い方だと失敗します ②

2026/01/12 0:11

第2回:公式LINEのブロックは、悪ではない

公式LINEを運用していると、必ず一度はこの数字が気になり始めます。

  • ブロック率が上がってきた

  • 配信するたびにブロックが増える

  • 「何か間違っているのでは?」と不安になる

多くの担当者が、ブロック=失敗、ブロック=悪だと感じています。

ですが、結論から言うと、今の公式LINEにおいて、ブロックは必ずしも悪ではありません。

むしろ、見方を間違えると、ブロックを恐れるほど運用は歪んでいきます。


なぜ、ブロックがここまで気になるのか

理由はシンプルです。

  • 友だちを増やすことを頑張ってきた

  • せっかく集めた友だちが減る

  • 努力が否定された気がする

特に、これまで「友だち数=成果」という評価軸で運用してきた場合、ブロックは精神的なダメージになります。

しかし、ここでも前提が変わっています。


ブロックの意味が変わった理由

第1回でも触れましたが、
公式LINEは 2023年6月1日の料金改定 により、構造がはっきり変わりました。

  • 無料配信数は大きく制限され

  • 有料配信は通数課金が前提

  • 1通あたりの単価も以前より意識せざるを得ない

つまり、今は、メッセージを送るたびに「本当にこの人に送るべきか?」を考える時代です。

この前提に立つと、ブロックの意味も変わります。


ブロックされないことが、一番危険なケース

一見、矛盾しているようですが、今いちばん危険なのは「ブロックされないけど、反応もしない友だち」です。

  • 開封しない

  • クリックしない

  • でもブロックもしない

この状態の友だちは、メッセージを送るたびにコストだけが発生する存在になります。

つまり、

  • 興味はない

  • でも残り続ける

  • 配信コストだけが積み上がる

これこそが、今の公式LINE運用で最も避けたい状態です。


ブロックは「関係性の整理」と考える

ブロックを、「嫌われた」「失敗した」と捉える必要はありません。

今の公式LINEでは、ブロックはむしろ、

  • 興味がない人が離れる

  • 関係性が整理される

  • 本当に届けたい人が残る

という 自然なフィルター だと考えたほうが健全です。

特に、無差別に友だちを集めてきたアカウントほど、一定数のブロックは避けられません。

それは失敗ではなく、設計が現実に合ってきたサイン でもあります。


ブロックを恐れるほど、配信は歪む

ブロックを過度に恐れると、運用は次の方向に傾きがちです。

  • 当たり障りのない内容だけ送る

  • 配信頻度を極端に下げる

  • 何を送っていいか分からなくなる

結果として、

  • LINEの存在感が薄れる

  • 読まれないLINEになる

  • それでも配信コストはかかる

という、最もつらい状態に陥ります。


大切なのは「誰が残るか」

ブロック率そのものに、正解の数字はありません。

見るべきなのは、

  • ブロックされたかどうかではなく

  • 誰が残っているかです。

  • 情報を必要としている人

  • 興味を持って反応する人

  • 継続的に関係を持てる人

この人たちが残っていれば、ブロックが発生していても、運用は間違っていません。


ブロックは、設計を見直すヒントになる

ブロックが増えたときに考えるべきなのは、「もっとブロックされない配信をしよう」ではありません。

  • どんな人を集めてきたのか

  • その人たちに、今何を送っているのか

  • 入口と配信内容は合っているか

ブロックは、公式LINEの設計を見直すためのサイン です。



まとめ

今の公式LINEにおいて、

  • ブロックは必ずしも悪ではない

  • 反応しない友だちのほうが、コスト的には問題

  • ブロックは関係性が整理された結果

  • 恐れるべきは「誰にも届かない配信」

という前提に立つことが重要です。

公式LINEは、全員に好かれるためのツールではありません。

必要としている人に、必要な情報を届けるためのツールです。




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