公開後の運用と改善

アプリはストアに公開して終わりではありません。
むしろ本当の勝負は「公開後」に始まります。
多くの企業が直面する課題は「アプリをダウンロードしてもらえたけど、その後使ってもらえない」というもの。
アプリはインストールされても、利用が続かなければ意味がありません。
そこで重要になるのが、公開後の運用と改善 です。
継続的にユーザーに使ってもらい、ビジネス成果へとつなげるためにはどのような工夫が必要なのでしょうか。
公開後の運用でやるべきこと
アプリを公開した後に取り組むべき主なポイントは以下の3つです。
ユーザーに継続して利用してもらう仕組みを整える
利用データを収集・分析し改善につなげる
新機能やキャンペーンでアップデートを続ける
1. 継続利用の仕組みづくり
アプリを継続して使ってもらうには、ユーザーに「メリットがある」と感じてもらうことが大前提です。
ポイントが貯まる、使える
クーポンやキャンペーン情報が届く
会員証や予約など日常的に役立つ
こうした「日常の接点」を持つことで、アプリはユーザーにとって欠かせない存在になっていきます。
2. 利用データの活用
アプリはユーザーの行動データを蓄積できる点が大きな強みです。
例えば、どのクーポンがよく使われているか、どの通知が開封されているか、といったデータは、改善に直結します。
特に CRM(顧客管理システム)と連携 することで、アプリ利用データを顧客ごとに紐づけ、より精度の高いマーケティングを行うことができます。
3. アップデートを続ける
一度公開したアプリも、そのままではユーザーに飽きられてしまいます。
新しいキャンペーンや機能追加を定期的に行い、常に「進化しているアプリ」であることを伝えることが重要です。
ワックアプリ+Zoho CRMで“育てるアプリ”に
ここで役立つのが ワックアプリです。
ワックアプリは会員証・ポイント・クーポン・通知といった基本機能を標準搭載し、日常的にユーザーが利用する仕組みを提供します。
さらに Zoho CRMと連携 することで、アプリから得られる顧客データをマーケティングに活かすことが可能になります。
例えば…
アプリで特定のクーポンを利用した顧客に、CRMを通じてフォローアップメールを送る
来店頻度の高い顧客をスコアリングし、優良顧客向けキャンペーンを展開する
プッシュ通知とCRMのセグメント配信を組み合わせて、最適なタイミングで情報を届ける
このように「データを活用して改善を続ける」仕組みを整えることで、アプリは単なる顧客接点から「事業成長を支えるプラットフォーム」へと進化していきます。
シリーズを通じてのまとめ
6回にわたり「はじめてのアプリ開発」というテーマで、アプリを世に出し、成果につなげるまでの流れを解説してきました。
開発者アカウントの契約(Apple Developer Program/Google Play Developer)
企画と要件定義(誰に、どんな価値を届けるアプリか)
デザインとUI/UX(見やすさ・使いやすさ・体験設計)
構築とテスト(利用シーンを想定した確認と調整)
ストア申請と審査(公開前の最終関門をどう乗り越えるか)
公開後の運用と改善(アプリを育てて成果を出す)
この一連の流れは、単に「アプリを作る手順」ではなく、ビジネスにアプリをどう位置づけ、どう活かしていくか という考え方そのものです。
アプリはブランドと顧客をつなぐ大切な接点であり、正しく準備し、継続的に育てていくことで、企業の成長を支える強力な武器となります。
ワックアプリは、その一歩を踏み出すお手伝いをしています。
「作って終わり」ではなく、「活用して成果を出す」ためのアプリ運用を、企業の皆さまと伴走しながら支援します。
✨ ぜひアプリを活用して、御社のビジネスに新しい価値を生み出してください!
👉 詳しくは ワックアプリ公式ページをご覧いただき、お気軽にご相談ください。
ワックアップは、中小企業・店舗のデジタル化を支援するDXソリューションカンパニーです。
ポイント統合・交換サービス「Point Hub」、会員アプリ「ワックアプリ」、LINE公式アカウント連携サービス「LINE Hub」、など、顧客とのつながりを深める独自のサービスを提供しています。
また、Zoho公式パートナーとしてCRM(顧客管理)やマーケティングオートメーションの「Zoho導入・運用支援」も行い、企業の顧客データ活用と業務効率化をサポートしています。
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