デザインとUI/UX

アプリの企画や要件が固まったら、次に重要になるのが 「デザインとUI/UX」 です。
機能がいくら充実していても、使いにくいデザインではユーザーは離れてしまいます。
「見た目」だけでなく、「使いやすさ」「わかりやすさ」まで含めた体験設計――これがUI(ユーザーインターフェース)とUX(ユーザー体験)の本質です。
デザインは“第一印象”
アプリをインストールして開いた瞬間の印象は、その後の利用継続に大きく影響します。
画面がごちゃごちゃしている
文字が小さく読みにくい
色使いがブランドイメージと合っていない
こうした要素が積み重なると、せっかくのアプリも「使いにくい」と判断され、継続率が下がってしまいます。
反対に、シンプルでブランドらしいデザインは「安心感」と「親しみやすさ」を与え、自然に使い続けてもらえる要因になります。
UIは“操作のしやすさ”
UI(ユーザーインターフェース)とは、ユーザーがアプリを操作するための窓口です。
例えば、会員証を提示するボタンが分かりにくい位置にあると、店舗での利用がスムーズに進みません。
また、ボタンの色や配置が直感的でなければ、ユーザーは迷ってしまいます。
UI設計では特に次の点が重要です。
よく使う機能は“目立つ位置”に配置する
色やアイコンで“直感的に操作できる”工夫をする
画面遷移をできるだけ少なくする
UXは“体験全体”
UX(ユーザー体験)は、UIよりも広い概念です。
「アプリを通してユーザーがどんな体験を得られるか」をデザインすることです。
例えば…
クーポンをもらって店舗に行った
スマホを見せるだけでスムーズに会員証を提示できた
ポイントが自動で貯まっていて、次回のお買い物でお得になった
こうした一連の流れすべてがUXです。
アプリの画面デザインだけでなく、通知の出し方やタイミング まで含めて体験設計を考えることが重要になります。
ワックアプリなら“使いやすさ”を標準装備
ここで役立つのがワックアプリです。
ワックアプリでは、店舗や企業に必要な機能があらかじめ整理されたUIで提供されており、会員証・ポイント・クーポン・プッシュ通知といった機能が直感的に使えるよう設計されています。
さらに、ブランドに合わせてロゴやカラーを反映できるため、「自社らしさ」 を保ちつつ、誰でも使いやすいアプリを実現できます。
ゼロからデザインを考える負担を軽減し、ユーザーが迷わず利用できるUI/UXを手に入れられるのが強みです。
デザインとUXで“使われるアプリ”に
アプリがダウンロードされても、実際に「使われるアプリ」になるとは限りません。
ダウンロードしたのに使われなくなる最大の理由が「使いにくさ」や「わかりにくさ」です。
だからこそ、UI/UXの設計は単なる見た目の問題ではなく、ビジネス成果に直結します。
ユーザーが「便利だ」「また使いたい」と感じる体験を作ることが、リピーター獲得や売上向上につながるのです。
まとめ:UI/UXは“利用継続”のカギ
アプリのデザインとUI/UXは、単なる見た目を整える作業ではなく、ユーザーに継続して利用してもらうための重要な要素です。
デザインは第一印象を決める
UIは操作のしやすさを担保する
UXは体験全体を設計する
そして、ワックアプリのように必要なUIを標準で備えたサービスを活用することで、デザイン性と使いやすさを両立させ、自社らしいアプリを効率的に作り上げることができます。
ワックアップは、中小企業・店舗のデジタル化を支援するDXソリューションカンパニーです。
ポイント統合・交換サービス「Point Hub」、会員アプリ「ワックアプリ」、LINE公式アカウント連携サービス「LINE Hub」、など、顧客とのつながりを深める独自のサービスを提供しています。
また、Zoho公式パートナーとしてCRM(顧客管理)やマーケティングオートメーションの「Zoho導入・運用支援」も行い、企業の顧客データ活用と業務効率化をサポートしています。
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