Zoho Connect ― 社内情報を一元化する社内SNS

2025/09/19 8:33

これまで、Zohoのさまざまなツールをご紹介してきましたが、今回は社内における「情報共有」と「チームのつながり」に特化したサービス、Zoho Connect をご紹介します。


メールやチャットでのやり取りは便利ですが、日々の情報量が膨大になるにつれて「どこに何の情報があったか分からない」「重要なナレッジが個人のPCやチャット履歴に埋もれてしまう」といった問題が起きがちです。


Zoho Connectは、単なる社内SNSではありません。情報を一元化し、社員同士のつながりを強化することで、組織全体の生産性とエンゲージメントを高める統合的なプラットフォームです。


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1. 情報共有を促進する「グループ」と「フォーラム」

社内には、部署単位の連絡事項から、全社的なアナウンス、プロジェクトに関するナレッジまで、多様な情報が存在します。これらがバラバラに管理されていると、検索や共有に時間がかかり、生産性が低下してしまいます。

Zoho Connectでは以下のような仕組みで情報共有を効率化します。

  • グループ
    部署・プロジェクト・テーマごとに「グループ」を作成。議論、ファイル、タスクなどを一つの場所に集約できます。新しくプロジェクトに参加したメンバーも、グループを確認するだけで過去の経緯を把握できます。

  • フォーラム
    長期的な議論やナレッジ共有に最適。社員が知識を投稿・検索でき、FAQやベストプラクティスを体系的に蓄積できます。

これにより、重要な情報がチャットに埋もれず、誰でも必要な時にアクセスできる環境が整います。


2. 社員間のつながりを強化する「エンゲージメント機能」

Zoho Connectは、単なる情報共有ツールではなく、従業員同士の関係性を強化する機能も豊富です。

  • タイムライン
    会社ニュース、メンバー投稿、プロジェクト進捗などを一元表示。社員が常に「会社の今」を把握できます。

  • いいね・コメント・メンション
    投稿に反応できる仕組みにより、感謝や称賛を伝える文化を育成。組織の一体感を高めます。

  • アンケート・投票
    社員の意見をスピーディに収集可能。新しい福利厚生の導入やイベント企画などに役立ちます。

これらにより、部署や役職を超えた交流が生まれ、社員の帰属意識やエンゲージメントが自然と向上します。


3. 業務を効率化する「タスク管理」と「ファイル共有」

Zoho Connectは、情報共有にとどまらず、実際の業務効率化も支援します。

  • タスク管理
    チーム内でタスクを割り当て、進捗を可視化。期限や優先度も設定でき、プロジェクトの抜け漏れを防ぎます。

  • ファイル共有
    ドキュメントや画像を簡単に共有可能。Zoho WorkDriveと連携すれば、大容量データも安全かつ効率的に管理できます。

これにより、コミュニケーションから実務までを一元化し、ツールの分散による非効率を解消します。


4. Zohoサービスや外部ツールとの連携

Zoho Connectの真価は、他のZohoサービスや外部アプリと連携できる点にあります。

  • Zoho CRMと連携
    営業活動の進捗を共有し、他部署も状況を把握。社内全体で顧客対応を支援できます。

  • Zoho Projectsと連携
    プロジェクトのタスクや進捗が自動で共有され、関係者全員が同じ情報を確認できます。

  • 外部アプリとの連携
    Google WorkspaceやSlack、Trelloなどとも統合可能。既存の業務環境に組み込みやすいのも魅力です。

これにより、社員はZoho Connectを見れば「今会社で何が起きているか」を俯瞰できるようになります。


5. 活用シーンの具体例

  • 新入社員のオンボーディング
    マニュアルや教育資料をグループにまとめ、質問はフォーラムで共有。効率的に学習でき、ナレッジが全社に蓄積されます。

  • 全社的な情報発信
    経営陣からのメッセージや制度変更のお知らせをタイムラインに投稿し、全社員に即時共有。

  • 従業員エンゲージメント施策
    福利厚生や社内イベントに関する投票を行い、社員の意見を反映。

  • プロジェクト運営
    関連資料・議論・タスクをグループ内で一元管理。複数ツールを行き来する手間を削減。

まとめ

Zoho Connectは、社内の情報を一元化し、社員間のコミュニケーションを活性化させる社内SNS型プラットフォームです。情報共有の効率化、エンゲージメント向上、業務の一元管理によって、組織文化をより生産的で開かれたものへと進化させます。

「情報が散在して探しにくい」「社員間のつながりが弱い」といった課題を解決し、会社全体をつなぐ「デジタル社内広場」として機能するのがZoho Connectなのです。


Zoho Connect導入・運用ならワックアップにお任せください

Zoho Connectを導入するだけでは、社員が積極的に活用するとは限りません。効果を最大化するには、チームのニーズに合ったグループ設計や、利用ルールの整備、他サービスとの適切な連携設定が不可欠です。

ワックアップは、お客様の組織文化や業務内容を深く理解したうえで、最適なZoho Connect活用プランをご提案します。導入から運用、Zoho CRMやProjectsなどとの連携までを一貫してサポート。

「社内コミュニケーションを活性化したい」「情報を一元化して組織力を高めたい」という方は、ぜひ一度ご相談ください。私たちは、あなたのビジネスに最適なZoho Connect活用法を一緒に考え、実現します。


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