
LINEキャンペーン×CRMで実現する“伝わる施策”
LINEを使った販促は、手軽に始められる一方で「誰に送っても同じ内容」になりがちです。
たとえば、リピートしてくれているお客様と、1年以上来店していないお客様。
両者にまったく同じメッセージを送っても、心に響く可能性は低いですよね。
LINEを“本当に伝わるツール”にするには、「相手を知る」ことが欠かせません。
そこで重要になるのが、CRMとの連携です。
顧客情報があってこそ「選べる配信」が可能に
CRM(Customer Relationship Management)は、顧客一人ひとりの情報を管理・分析する仕組みです。
年齢や性別だけでなく、過去の来店履歴や購入履歴、問い合わせの内容など──
こうした情報がLINEとつながると、「誰に」「どんな情報を」届けるべきかが見えてきます。
たとえば:
- 最近の来店がない人だけに「再来店クーポン」を配信
- よく購入しているカテゴリに応じて、レコメンド商品を提案
- イベント参加者には、来場ありがとうメッセージと写真を送信
こうした“個別最適化”こそ、LINE活用の次のステップなのです。
「感覚」から「根拠ある判断」へ
CRMとLINEを連携させる最大のメリットは、“なんとなく”を脱却できることです。
「とりあえず全員に送ろう」「たぶんこの内容でいいだろう」ではなく、
実際のデータに基づいた判断で、効果的な施策を設計できるようになります。
例えば:
- 3回以上来店している人に「常連さん特典」
- 最近の購入単価が下がっている人に「まとめ買い提案」
- 過去のアンケートで“興味あり”と回答した人に関連情報を配信
このように、CRMの情報をベースにしたアプローチができれば、
「必要としている人に、必要な情報だけを」届けられるようになります。
顧客を“見る”ことが、関係性を変えていく
LINEは、単に「情報を届ける手段」ではなく、「関係性を育てる道具」です。
そして関係性を育てるには、“相手を知る”という土台が必要になります。
CRMを使って顧客理解を深め、LINEで適切なコミュニケーションを重ねていく。
その循環が、リピーターを育てたり、ファンを増やしたりする力になるのです。
「誰にでも、何となく配るLINE」から、
「誰に、なぜ、その内容を送るのかが説明できるLINE」へ。
キャンペーンの成果は、そこから大きく変わっていきます。
ワックアップは、中小企業・店舗のデジタル化を支援するDXソリューションカンパニーです。
ポイント統合・交換サービス「Point Hub」、会員アプリ「ワックアプリ」、LINE公式アカウント連携サービス「LINE Hub」、など、顧客とのつながりを深める独自のサービスを提供しています。
また、Zoho公式パートナーとしてCRM(顧客管理)やマーケティングオートメーションの「Zoho導入・運用支援」も行い、企業の顧客データ活用と業務効率化をサポートしています。
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