
「最近Zohoってよく聞くけど、実際どんなものなの?」
「CRMって難しそうだけど、なんとなく便利そう…」
そんな風に感じている方へ、今回は“はじめの一歩”として、Zoho全体の概要とその魅力、そしてその先にある“可能性”についてご紹介します。
Zohoとは?
Zoho(ゾーホー)は、インド発のグローバルIT企業「Zoho Corporation」が提供するクラウド型業務アプリ群です。
2005年のサービス開始以来、世界180カ国・1億人以上に利用され、日本国内でも導入が加速しています。
本社はインド・チェンナイにあり、開発から運用、サポートまですべてを自社で一貫して行っているのが特長です。
外部資本に頼らず、広告に投資せず、製品の品質とユーザーの声を成長の原動力とする、ユニークなソフトウェア企業として注目されています。
提供しているのは“1つの製品”ではありません
Zohoと聞くと「CRM(顧客管理)」のイメージが強いかもしれませんが、実は50種類以上のクラウドアプリを提供しています。
これらはすべてクラウド上で動作し、相互に連携できるよう設計されているため、業務全体の効率化や情報の一元管理がしやすいのが最大の魅力です。
代表的なサービスには、以下のようなものがあります:
Zoho CRM:顧客管理・営業支援の中核ツール
Zoho Campaigns:メールマーケティングやステップ配信の自動化
Zoho Desk:問い合わせ対応・チケット管理に強いヘルプデスクツール
Zoho Books:請求書、入出金、会計業務を一元管理
Zoho Forms:フォーム作成・アンケート収集の自動化
Zoho SalesIQ:Webチャット・アクセス分析による接客と解析
Zoho Creator:ノーコード/ローコードでアプリが作れる開発基盤
これらを必要に応じて組み合わせることで、自社に最適な業務環境をクラウド上に構築できるのが、Zohoの大きな強みです。
クラウドだからこその自由さと安心感
Zohoのすべてのサービスはクラウド型。
インターネット環境があれば、どこでも、どの端末からでも利用できます。
インストール不要ですぐに使い始められる
自動アップデートで常に最新の状態に
チーム全体でのリアルタイム共有もスムーズ
クラウドによる堅牢なデータ管理で災害にも安心
モバイルアプリも充実しており外出先でも完結
クラウドならではの“しなやかさ”が、あらゆる働き方にフィットします。
“インド発”というグローバルな強み
Zohoはアメリカ・シリコンバレーにも拠点を持ちながら、開発・運用の中心はインドに置いています。この構造こそが、高品質かつコストパフォーマンスに優れた製品を支える理由です。
“インド=低価格だけど不安”というイメージを持つ方もいるかもしれませんが、Zohoはその常識を覆します。
自社内にすべての開発・サポート体制を持ち、「広告に頼らず、製品に投資する」姿勢を貫くことで、誠実で使いやすく、進化し続けるサービスを提供しています。
Zohoが中小企業に選ばれる理由
Zohoは特に、ITに不慣れな中小企業や個人事業主にこそ適したツールです。
必要なサービスだけ選んで使える柔軟性
小さく始めて、必要に応じて拡張可能
日本語対応や日本のサポート体制も充実
月数千円から始められる手頃な価格
「まずはCRMだけ」「とりあえずフォームから」など、段階的に導入できる設計が、現場にとっての大きな味方になります。
Zohoが切り拓く“その先”の可能性
Zohoは単なる“便利なツール集”ではありません。真に価値を発揮するのは、その統合力と柔軟性です。
CRMと会計(Books)を連携させて、請求処理や売上の可視化を自動化
フォーム(Forms)とメール配信(Campaigns)が連動して、回答後の自動フォローアップを実現
Webチャット(SalesIQ)での会話履歴をCRMに記録し、接客対応から営業フォローまで一貫した対応が可能に
こうした連携を“中小企業でも実現できる”のが、Zohoの最大の魅力。
DX(デジタル・トランスフォーメーション)という言葉が他人事でなく、「自社にもできるかも」と感じられる現実的な一歩を踏み出せるのです。
※ Zoho公認パートナーとしてのワックアップの役割
株式会社ワックアップは、Zohoの公認パートナーとして、導入支援から定着までを伴走型でサポートしています。
初期導入・設計・設定の代行
各サービスの連携支援やカスタマイズ
社内研修や活用定着のフォロー
LINEや会員アプリとの連携といった独自ソリューションの提供
そんな方こそ、私たちが一緒に考え、一緒に進めていきます。お気軽にご相談ください。